三重県「パートナーシップ制度」導入へ

公開日 2020年12月4日 最終更新日 2020年12月4日

三重県の鈴木英敬知事は、2020年11月20日の県議会本会議で、「多様性を認め合う社会を目指す」としてLGBTなど性的少数者のカップルを自治体が公認するパートナーシップ制度を導入すると表明しました。

 

三重知事、パートナー制導入表明 性的少数者カップルを公認へ:東京新聞 TOKYO Web

三重県の鈴木英敬知事は20日の県議会本会議で、「多様性を認め合う社会を目指す」としてLGBTなど性的少数者のカップルを自治体が公認するパートナーシップ制度を導入すると表明した。年内にも制度の素案を策定する。県によると、都道府県で同制度を導入しているのは茨城県と大阪府のみで、群馬県が年内の導入を検討している。 …

三重県は、性的指向や性自認を第三者に暴露する「アウティング」を禁じる条例制定を年度内に目指しており、この条例にパートナーシップ制度に関する規定を盛り込むかどうか検討するとのことです。

現在、「パートナーシップ制度」を導入している自治体のほとんどが市区町村単位となっています。

都道府県で導入しているのは「茨城県」と「大阪府」のみで、群馬県が2020年内の導入を検討しています。

 

 

茨城県のパートナーシップ宣誓制度

いばらきパートナーシップ宣誓制度を実施しています。

いばらきパートナーシップ宣誓制度とは、婚姻制度とは異なり、「一方又は双方が性的マイノリティである2人の者が、互いの人生において、互いに協力して継続的に生活を共にすることを約した」ことを宣誓し、パートナーシップの関係にある者同士がそろって宣誓書を県に提出し、県が受領証等を交付する制度です。 なお、いばらきパートナーシップ宣誓制度は、婚姻とは異なり、法律上の効果が生じるものではありません。   …

 

大阪府のパートナーシップ宣誓制度

 

「大阪府パートナーシップ宣誓証明制度」について

大阪府では、性の多様性が尊重され、全ての人が自分らしく生きることができる社会の実現をめざし、性的指向及び性自認の多様性に関する府民の理解増進に関する条例を、令和元年10月に施行し、性の多様性に関する理解の増進に向けた取組を進めています。 こうした取組の一環として、性的マイノリティ当事者の方を対象にした「大阪府パートナーシップ宣誓証明制度」を実施します。 また、本制度の開始と同時に、府営住宅の…

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