山口県宇部市、2020年度中に「パートナーシップ宣誓制度」導入へ
公開日 2020年11月27日 最終更新日 2020年11月27日

山口県宇部市は、2020年度中に「パートナーシップ宣誓制度」の創設を目指すことを発表しました。
性的少数者の「パートナーシップ宣誓制度」導入に向けた「宇部市パートナーシップの宣誓の取扱いに関する要綱(案)」が宇部市人権施策推進審議会で承認されました
ここから本文です。 全国的に、LGBTをはじめとする性的少数者が抱える課題について、性的指向や性自認等を理由とする偏見や差別をなくす動きが広がっています。 本市においても、11月2日(月曜日)に開催した宇部市人権施策推進審議会において、「宇部市パートナーシップの宣誓の取扱いに関する要綱(案)」について審議いただき、承認されました。 …
家族の証明となる宣誓書の受領証とカードを交付予定で、これまで家族に限られていた市営住宅への入居、病院での面会などのサービスへの利用が期待されているとのことです。
今後は、12月1日にパブリックコメントの意見募集を開始し、その内容を2021年1月に宇部市人権施策推進審議会に報告、市民への周知・啓発を経て、年度内のパートナーシップ宣誓制度の導入を目指すとのことです。
2015年11月に渋谷区・世田谷区を皮切りに始まったこの「パートナーシップ制度」ですが、2020年11月15日現在で、
・神奈川県横浜市
・京都府京都市
・福岡県福岡市
・北海道札幌市
・大阪府
など、全国で65の自治体で導入されています。
導入自治体の一覧は、こちら。
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