イチロー選手、現役引退 ~唯一無二の本物のプロ~

公開日 2019年3月22日 最終更新日 2019年3月25日

(HUFFINGTONPOSTより引用)

「Right fielder #51 ICHIRO SUZUKI!」

シアトル・マリナーズの本拠地、セーフコ・フィールドに響き渡る場内アナウンス。

何十、何百回とワクワクしたことだろうか。

 

 

イチロー選手が昨日、現役引退を発表しました。

 

日本プロ野球で活躍しているときから大ファンだったぼくにとって、
それはあまりにも突然で衝撃の知らせでした。

イチロー選手モデルのバットを使ったり、
打席に入る前のルーティーンをマネしたり、
暗証番号にイチロー選手の背番号の「51」を入れたり
靴棚の番号を51を探して選んだり・・・。

いまでも「51」という数字を見るとイチロー選手が真っ先に浮かびます。

昨日の試合後に行われた会見では、イチロー節が炸裂しっぱなしで、
イチロー選手らしいなぁと感じるところが随所に見られました。

その中で、印象に残っている言葉をご紹介します。

あくまで測りは自分の中にある。
それで自分なりにその測りを使いながら、
自分の限界を見ながらちょっと超えていくということを繰り返していく。
そうすると、いつの間にかこんな自分になっているんだという状態になって。
だから少しずつの積み重ねが、それでしか自分を超えていけないと思うんですよね。
一気に高みに行こうとすると、今の自分の状態とギャップがありすぎて、
それは続けられないと僕は考えているので。地道に進むしかない。
進むというか、進むだけではないですね。
後退もしながら、あるときは後退しかしない時期もあると思うので。
でも、自分がやると決めたことを信じてやっていく。
でも、それが正解とは限らないわけですよね。
間違ったことを続けてしまっていることもあるんですけど。
でも、そうやって遠回りをすることでしか本当の自分に出会えないというか、
そんな気がしているので。
そうやって自分なりに重ねてきたことを、今日のゲーム後のファンの方の気持ちですよね。
ひょっとしたらそんなところを見ていただいていたのかなと。それはうれしかったです。
そうであればうれしいし、そうじゃなくてもうれしいです。あれは。(朝日新聞デジタルより引用)

 

この言葉を聞いて、
いきなり大きなことが「チャレンジ」ではなく
小さなことでもできることから「チャレンジ」してみることで
その一歩目の踏み出し方が全然違うだろうなと感じました。

小さなことの積み重ねが、積もり積もって大きなことに繋がる。

あらためて、努力すること、習慣化することの大切さを強く感じました。

 

そして、
日米通算4367安打やシーズン最多安打記録262本、
日本プロ野球で7年連続首位打者など、数々の記録がありますが
個人的には大きな怪我をほとんどしなかったこと
何よりもすごいことだと思います。

かつて、ある記者に

「なぜ怪我をしないんですか?」と質問され

イチロー選手は、
「ぼく、いくら貰っていると思います?」

と答えました。

プロ野球選手として、常に試合に出場し続けて、
結果を出し続けて、いつでもファンの期待に全力で応える。

紛れもない唯一無二のプロであるイチロー選手を象徴する答えだと感じます。

 

平成最後の年に、日本をそして世界を代表する
プロ野球のイチロー選手の現役引退…。

一つの時代が幕を閉じたように感じてしまいました。

 

これからの第二の人生では、
どんな活躍されるのか、いまからとても楽しみです。

これからもずっと応援し続けます。

イチロー選手、28年間たくさんの感動と勇気をありがとうございました!
そして、本当にお疲れ様でした!!

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