「合同会社」とは?

公開日 2019年1月15日 最終更新日 2019年3月1日

平成18年5月1日に施行された「会社法」で
新たに「合同会社」という会社形態が生まれました。

あまり馴染みのない名前かもしれません。

欧米などにおいては、株式会社に匹敵するほどの会社の形態で、
LLC(Limited Liability Company)と呼ばれています。

 

合同会社の特徴は以下のとおりです。

(1)経営者と出資者が同一である

「経営者 = 出資者」のため、
より柔軟な経営を行いやすい点が特徴です。
 
これに比べ、株式会社では、実際に事業を行う「経営者」と
会社の所有者にあたる「出資者(株主)」が分離しています。
 
株主は、自ら経営を行うのではなく、
株主総会で選んだ「取締役」に経営を委任することで
事業をコントロールする点が特徴です。

(2)出資者全員が有限責任社員である

有限責任とは、もし会社が負債を抱えた場合であっても、
出資額以上の責任を負わなくてもよい事を指します。

出資者が負債に対して自腹を切ってでも
責任を負わなければならない「無限責任」と比べて、
リスクが少ない点がメリットです。

 

続いて、合同会社のメリットとデメリットをご説明します。
 

メリット

(1)設立にかかるコストが安い

・ 登録免許税が最低60,000円と安い(株式会社は、最低150,000円)

・ 会社の憲法と言われる「定款」の認証が不要(株式会社は、認証が必要で50,000円かかる)

(2)出資者全員の合意のうえで、利益の配分を自由に決められる

・ 出資の比率に関わらず、社員の間で自由に決めることが可能

・ 株主総会などの設置義務がないため、経営の意思決定も社員同士で決めることが可能
 

(3)決算の公表義務がない

 

 

デメリット

(1)認知度が低く、取引先から信用されにくい側面もある

 

(2)利益配分を出資比率によらずに決めることが可能なため、
    利益配分を巡って、社員同士のトラブルが起こりやすいことも考えられる 

 

(3)出資比率に関わらずに、出資者は原則として1人1票の議決権を持って
        意思決定を行うため、社員同士が対立すると経営が滞るリスクがある

※デメリットに感じる人も?
 
代表者は、「代表取締役社長」とは名乗れず、「代表社員」という肩書になります。

 

 

 

 

 

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